メリークリスマス。
この台詞をあとがきで書くのは、一年ぶりでしょうか。
昨年は、クリスマスプレゼント用のお話を書けなかったんですよね。まぁ、その分、今年は二本書く（予定…だったのですが、書けませんでした。ごめんなさい）ので許してください、と言っちゃって良いのか？（ダメでした、本当にごめんなさい）
遅れましたが、今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。いかがでしたか、今回のお話は。
今回は特別なテーマを掲げて書いたお話ではありません。クリスマスプレゼント用に、クリスマスっぽい「楽しい」お話を書きたいなと思って書いたものです。おもちゃ箱をぶちまけたような楽しさを書きたかったのですが、なんだかまとまりのないお話になってしまったかも知れません。私の力量不足です。
ところで、もうお気付きでしょうが、今回のお話は私初の試みがなされています。なんと、三人称視点なのです。と、強調するほどのことでもないかも知れませんが、書いた本人としては強調したいくらいの大問題でした。一人称視点とは勝手がまるで違いますので、いつもよりさらに出来の悪いお話になってしまっています。視点の安定感がさっぱりなくて、読みづらくもあると思います。ごめんなさい。まぁ、これも私の成長の過程だと思って、暖かく見守ってやってくださいませ。
そうそう、忘れちゃいけません、今回のお話には密かな続きがあるのです。
まぁ、続きと言ってもそんな立派なものではなくて、ドラフトの段階で存在していたけど没になったラストシーンをクリスマスだし思い切って公開しちゃおう、というわけです。本文とあとがきファイルの他に、もう一つファイルがついていますよね。それが『二人だけの夜を』の拡張差分です。最後の部分につなげてお読みください。
っと、ここからは、拡張差分まで読んでからにしてくださいね。
お楽しみいただけましたか、突飛な内容満載の拡張差分。
校正作業中に没になった部分ですから、まぁ、いろいろと問題点もあるでしょうが、個人的には結構気に入っています。あのバカさ加減（^^;
小さな恋人たちはあのあと、どうなったのでしょうかねぇ。姉があまりにも綺麗な女性で、異性としての興味はついロリコンな伸行君。そんな彼に打って付けの、異常とも言えるほどの幼さを残す美瑠ちゃん。ハッキリ言って、彼らは、私の好みの被害者です（^^; でも、だからこそ幸せになって欲しいという思いも、ひとしお…、と言うよりは、美瑠ちゃんは私のものだっ、って感じかも知れませんが（^^;;
今回もこの辺でお別れです。
読者のみなさま、最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございました。私は美瑠ちゃんと幸せになります（^^;;
冗談を言っていないで、次のを書かないとなりませんね。
ではまた、次回作で。予定では、同日リリースなんですが…（間に合いませんでした。また来年、です）。
二〇〇〇年十二月。
静かすぎる夜に、一人寂しさを覚えながら。
この作品に登場した人名、団体名等はすべて架空のものです。
転載等、ご自由にどうぞ。
ただし「本文」と「あとがき」一緒にして、内容改変せずにお願いいたします。